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田沢湖発:春の山菜
春の日差しを浴びて一斉に芽吹く山菜は、古来より山の民にとって貴重なビタミン源で「雪が解けたら苦味のあるもの(山菜)を食べろ」と言い伝えられて来ました。
最近ではヤマと山菜を知って収穫できる人が激減し、田沢湖でも以前に比べ食卓で見かけることが少なくなっているのですが、山菜のホロリとした苦味成分には抗酸化作用のあるポリフェノール類が多く含まれ、ビタミンC、Eとカロチンも豊富なことから体によい健康食として注目され始めています。
春は戸外に出て日光を浴びる機会が増えますから、いきなり有害な紫外線を浴びてしまうことになります。最近ではオゾン層の破壊が広がり昔とは比べものにならない量
の紫外線が降り注いでいるので、紫外線による体細胞の酸化を防ぎ免疫力を確保するために、抗酸化作用の強い山菜を食することは理に適っておりお勧めできます。 |
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[かたくり]
片栗粉はかたくりの球根をつき砕いて取ったでん粉。北海道から九州まで広く分布する球根性の多年草で春が旬。紅紫色の花をつける前に収穫した若葉にやわらかな甘味がある。若葉はさっと湯がいておひたしやあえものに利用されることが多い。3月上旬から5月までが収穫期。 |
フキノトウ]
蕗の葉が開く前に出る花芽をフキノトウと呼んでいる。雪融けを知らせる早春の山菜として広く知られており2月から4月上旬まで収穫できる。田沢湖周辺では日常的に見かける山菜で、実はレストランORAE裏手の湿地でも自生が見られる。
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カタクリ |
[水セリ]
さわやかな芳香と歯ざわりを楽しむセリは神経痛に効果がある漢方薬でもある。湧き水のある湿地に自生したものは、栽培種と違い小ぶりだがそれだけに濃厚な味わいが楽しめる。12月から4月にかけて収穫されるが春に採れたものが上物とされている。
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[ワサビ]
山間の水のきれいな渓流に自生する山菜で、全草に特有の香味と辛味がありわが国独特の香辛料として利用されている。最も辛味が強い根っこをすりおろして使うことが多いが、地元では葉わさびや花わさびも料理に利用されている。3月から5月にかけ収穫される。 |
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たらの芽 |
[たらの芽]
タラノキの枝先につく若芽を収穫したのがたらの芽。奈良時代より高級な山菜として珍重されてきたが品種改良や増殖方法の発見により日常的に見かけるようになった。なおタラノキは糖尿病に有効な漢方薬としても知られており茎や根の皮を煎じて用いられる。旬は3月から5月。 |
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[こごみ]
シダ類の中で最も美味とされる山菜。林の中や沢沿いで、春に萌え出したクサソテツの葉先が丸まった若芽をコゴミと呼んで珍重している。東北を代表する山菜で3月下旬から6月にかけてが旬で、雪解けの遅い場所では7月ごろまで採取することができる。 |
[しどけ]
キク科の多年草で、紅葉に似た葉の形からモミジガサと呼ばれることが多い。明るい林の中などに生える山菜で、同じ系統のヨブスマソウ、イヌドウナなどと共に古来より人気の高い山菜のひとつ。葉や茎に独特の香とほろ苦さがある。3月下旬から6月にかけて収穫できる。 |
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